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Bong Penera / Samba Through Life (1976)

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Bong Penera / Samba Through Life (1976)

Bong Penera / Samba Through Life (1976)

 フィリピン産ボサノヴァのアーティスト自身の選曲・リマスタリングによる編集盤。1976、77年の作品を中心に、その後の作品(1989年作など)も付け加えられるかたちになっている。

 arch recordsで見つけて、「フィリピンって!!」とすかさず購入。気だるさといい、ガットギターの音色といい、本格的なボッサといってさしつかえないが、混声あり、エレピあり、シンセありと、シネジャズ/シネボッサ寄りの曲も多く見られる。#11では"Take It Easy My Brother Charlie"を、#17では「彼女はカリオカ」を一瞬引用している。

 全体的にノイズを残しているが、ウェットでライブな音がかえって夏場のカフェミュージックとしては使いやすいかもしれない。BPM的にも、熱さという意味でも、ワルター・ワンダレイの代用としてふさわしい一枚。

 OPM(Original Pilipino Music)を紹介しているサイトをいくつか拝見したところによれば、いま、フィリピンはボサノヴァブームなんだそう(音を聞く限り、ノラ・ジョーンズが売れていまジャズがブーム、と言うのと大差ないかもしれないが)。

 そういうわけで、フィリピンが気になっています。

Monika Linges Quartet / Floating (1982)

 ドイツの歌姫モニカ・リンゲスによるブラジリアン・フュージョン。

 王道のボッサ/サンバアレンジのもの(#1, 5, 8)から、バラード系(#3, 7)、はては4beatモノ、Lady Zu的なチープさがかえってかっこいいソウルフルなナンバー(#4)まで、さまざま。RTFに影響を受けた楽曲も散見される。全編通してエレピなのも、たまらない。

Bossa Pianikita / ピアニダージ (2003)

 ピアニカ前田、坂田学、宮田誠、田中義人による音響ボッサ。本作は2nd。
 ボサノヴァとピアニカのコラボレーションを聞いてみたい、と思って購入したのだけれど、いまはボサノヴァと音響(派)(またはエレクトロニカ)との接点のほうが気になっている。気だるい空気感にでもあるのでしょうか。
 サウダージにも抑制が効いていてその意味でクールだが、北欧モノほど透明感で推してくることもない。掘り下げてみたいジャンルですね。でも、おそらくは、北欧が強いんでしょうけど。

Leny Andrade / st (1966)

 ビールを飲んでしまったので、書きます。ジャズ・ボサの女帝(らしい)、レニー・アンドラーヂの1966年作。どういう経緯で買ったんだろうか。まったく覚えてない。バックをBreno Sauer(vib)がつとめているのでそのつながりかもしれない。
 ライナーノーツが"reminiscence of Ella Fitzgerald"と書くように、ハスキーだけど低く芯のある声が特徴。声とvibの対比/調和を聞かれたい。1965年作の"Estamos Ai"が名盤らしいけれど、本作に収録されているバージョンはそれほどでもない。イントロこそ勢いがあるものの、終始ボーカル主導の展開で、スロウなジャズボサになったかとおもえば、いかにもジャズボーカルらしい煽りを受けて倍テンするなど、ジャズの語法を多用しすぎで、ジャズサンバ特有のチープさが剥落してしまっている感が否めない。Breno Sauer Quartetoの(『4 Na Bossa』の)バージョンが好きだ。

A Bossa Eletrica / Eletriciacao (2004)

 スウェーデンのブラジリアン・バンド、ア・ボッサ・エレトリカの日本盤(Raw Fusion、P-VINE)。ボーナストラックの2曲、Tombo in 7/4(#12)とSkindo-le-le(#13)のカバーは必聴。
 本編はアシッドジャズ経由のUKブラジリアン的なSirius Bっぽいアプローチに聞こえてしかたがない。勢いも仄かな黒さもよいのだが、どこか苦手。Roman Andrenはクールだが、Bentzon BrotherhoodやSirius Bにはクールさを感じない、この分水嶺はいったい何なんだと。試聴はmyspaceこちら

Tamba Trio / Black plus Blue (1974)

 「ブラック・タンバ」のデジタル・リマスター盤げっと!発売元はDear Heart。いい仕事をしている。いわゆるジャズサンバ作品と比べると、また、タンバ・トリオのほかの作品と比べても、サイケ色が強く(これはエレピの影響か)、ミニマルな楽曲も目立つ。BPMもボサノヴァに近く、ルイス・エサの(?)気だるいボーカルもなかばジョアン・ジルベルト的だ。

Manfredo Fest / Braziliana (1987)

 amazon.co.jpだと異様な高値がついているマンフレッド・フェストの1987年作・・・を格安でゲット。嬉しい。ネットではあまり出回っていないように思われます。試聴はamazon.comのほうからどうぞ。
 
 本作の編成は、ピアノトリオを軸に、パーカッションやボーカルも参加するかたち。ジャズサンバというよりも、ブラジリアン・フュージョン色が強い。独特のチョッパーも随所にみられる。ほとんど全曲がセルフコンポーズで、しかも名曲揃い。
 "Brazilian Dorian Dream"(#1)は、イザベル・アンテナ(『French Riviera』)経由でご存知の方も多いだろう。とはいえ、その曲が有名なのは、どうやら75年作の同タイトルのLPが名盤だからのようだ(『ムジカ・ロコムンド』でも紹介されている)。
 タイトル曲、"Braziliana"(#12)は、クラシカルなコードワークとウインドチャイムが特徴的な変拍子ボッサ。『サガフロンティア2』、『アンリミテッドサガ』辺りの濱渦正志は天才だと思うひとにはおすすめです。しかし最近、ゲーム音楽ネタ多いな。

Birgit Lystager / st (1970)

 デンマークの歌姫、ビアギッテ・ルゥストゥエアの1970年の作品のリイシュー盤(2007年)。名前おぼえましたか、ビアギッテ・ルゥストゥエアです。僕はおぼえられません。北欧ボッサ〜ソフトロックを基調としつつ、"they long to be close to you(カーペンターズ)や、"sunny"を3拍子のスウィングでカバーしたりしている。有名なのはおそらく、"Tristeza"のカバーで、既聴感がある。
 リイシューを手がけたのは、良質の北欧音楽を紹介するproduction dessinee。なんと神戸のレーベル。要注目。試聴もレーベルのページでどうぞ。こちら

 remixを作ったかたがいました。


Birgit Lystager / Christina (Tristeza) Remix


Birgit Lystager / Vores Eget Lille Sted (Pretty World) Remix

機会があったらかけたいなあこれ。

Ed Motta / dwitza (2002)

名曲"Amalgasantos"も入った、エヂ・モッタの2002年作(Whatmusic)。bounce.comにケペル木村氏のレビューがあった。こちら。御大の演奏は、音源よりもYouTubeなんかで見るライブ映像のほうがファンク色が強い気がする。


Ed Motta / Manuel

Cravo & Canela / Preco De Cada Um (1977)

 production dessinee(神戸のレーベル)から2007年に再発。女性ツインボーカル+エレピが特徴的。サンバベースのナンバーから、ルーツロックっぽいもの、ファンキーなカッティングを聞かせるものまで様々。#6がおすすめ。ピアノからはじまるイントロ、コーラスと絡み合うアコーディオンの対旋律が印象的なミディアムテンポのブラジリアン・ファンク。

 試聴はレーベルのページでどうぞ。Tamba Trio辺りに顕著なエレピ、との記述がありますが、Tamba Trioってそういう感じでしたっけ。記憶が・・・。Joao Donatoとは、つながらないこともないです(#5など)。

Dadi / Dadi (2005)

21世紀最重要盤との評価をよく聞くが、正直言ってよくわからない。不勉強だからでしょう。

#3のジャパニーズ・クラブミュージック向けのボサアレンジは、よかった。#7のボサも、ガットが尖ってて、前につんのめってる感じがいい。これに#1, 2をあわせてトータライズすれば、ロハスミュージック好きにうけるだろうに、なぜ、というのが率直な印象。

#11は、Ed Mottaを洗練させたともいえるファンキーなサンバ。この手のアプローチには将来性を感じる。

全体的に統一感がないが、ファーストなので、名刺代わりに今までの活動を総括したということなんだろう。

マリーザ(・モンチ)が好きな人は気に入るでしょう。しかし、僕は、ロックを中途半端に取り入れたアレンジを聴かされると、ブラジル音楽が<エアロスミス的なもの>へと誤導されているようにしか思えない。

ひさびさにバナナレコード寄ったら、Quarteto Em Cyの1stがあったので即買い*1。

Quarteto Em Cy / Quarteto Em Cy (1964)(試聴はこちらのリンク先[hereの部分]から自己責任で)

Pizzicato Fiveもサンプリングしてたはずなんですがー・・・、ソースが見つからないので保留しときますね(詳細をご存知のかた教えてください)*2。

最近だと、Pecomboというひとたちがカバーしているらしく、


Pecombo / ate londres - tem do de mim

本人たちからも賛辞をうけている

一応本人たちのも。

*1 同名タイトルが今年の8月にリイシューらしいけど、収録曲がほとんど違う。

*2 Pizzicato Fiveの引用関係をまとめているすばらしいサイトとして、pizzicato fileがある。稚拙だなんてとんでもない。

初夏は終わるも、ブラジル音楽の季節は続く、ということで。

Sambossa 5 / Sambossa 5 (1965)(試聴可)

Jose Roberto BertramiのAzymuth結成以前のジャズサンバ音源。

Jose Roberto Trio / Jose Roberto Trio (1965)

ジャニスで見つけた。

Emilio Santiago / Emilio Santiago (1975)(試聴可)

アルゼンチンが誇るカルト美少女らしい。

Heloisa Raso / Samba, viola e eu (1976)(試聴可)

ブログ・ラティーナより。

セルメン強し。

タワレコでもありえないぐらいパワープッシュしてたものね。

ここのところよく聞いている。名盤。

Isabelle Antena / French Riviera (2006)(試聴可)

秘蔵盤、復活。

Mario Castro Neves / Stop, Look & Listen (1975)(試聴可)

イヴァン・リンスです。

Ivan Lins / Nos Dias De Hoje (1978)(試聴可)

ラウンジ、カフェボサが好きな人は必聴です。いや、ほんとに。

Rio 3 / Valley Samba (1968)(試聴可)

Personnel: Osmal Milito(p), Otavio Bailly Jr.(b), Ronie Mesquita(ds)

大型リイシューに便乗するのも手だろうということでまたもSom Livre。しばらく続きます。

Sambrasa Trio / Em Som Maior (1965)(試聴可)

Personnel: Hermeto Paschoal(p, fl), Airto Moreira(ds), Humberto Clayber(b, harmonica)

Jair Oliveira

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Jair Oliveira

うーん、ジャイールかっこいいなあ。

Contigo Sempre - ensaio

A Ladeira Leva - ensaio

生音でアルバム出せば日本でも売れるんじゃないだろうか。
Contigo Sempreも3.1のバージョンより全然かっこいい。

2曲目は別にニラレバの歌ではないです。

で、3.2はいつ出るの?ポルトガル語読めないよ。

1964年はジャズサンバの時代。

Zumba Cinco / Zumba Cinco (1964)

やっと届いた。

Tenorio Jr. / Embalo (1964)

Vol.6。ダンスという括りはないので、ラテンに。

Bossa House N' Breaks Vol.6 (2005)

名盤続き。

Sansa Trio / Sansa Trio (1964)

試聴はこちら

はまってきました、ブラジリアン・ジャズ。
のめり込んでしまいそうだ。

Som Tres / Som 3 (1966)

試聴はこちら。[1][2]

スペイン在住のブラジリアン。

Gladston Galliza / The Album (2005)(試聴可)

オフィシャルサイトに弾き語りがありました。クールすぎる。。
こちら

日々に抑揚はありませんが、音楽だけでもgroovyに。

sirius_b_bagunca.jpg

Sirius B / Bagunca (P-VINE) (2004) (試聴可)

01. Bagunca
02. Far Away
03. Upa Neginho
04. Samba Selvagem
05. Tres Marias
06. Star Jamming
07. Clarear
08. Gatinha
09. Rio do Coracao
10. Under The Drum'n Bossa [drum'n bossa mix]
11. Star Jamming [jazz mix]
12. Samba Selvagem [Sunaga t Experience remix]

bounce.comのレビューもあった。こちら

UKブラジリアン・ジャズバンド、Sirius B(シリウス・ベー)の4thアルバム。

本場と違って土臭さのないアーバンなサウンドになっている。
いわゆるカフェボサではなく、クラブ向けの作り。女性ボーカルがいかにも。

時折入るブラスのキメは、何の影響だろう。順当に考えて、UKアシッド・ジャズ?

おすすめは、#6。
スペイシーなサンバに、ローズ、リバーブがかったペット、フルートとソロが乗っていく。
70sフュージョンの影響かとも思う。Azymuthも当然聞いているだろうし。

#2は、パーカッション(ボンゴ?)のポリリズムがかっこよすぎる。
スウィングしているように聞こえる部分は、ハーフテンポで叩いてるはず。

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