
Andrea Pozza Trio / Sweet Lorraine (2005)
体調がすぐれないのは最近ジャズを聴いていないからだった。アンドレア・ポッツァ(p)の日本デビュー作は、バッピーながらもクールさを片隅に忘れない演奏で、非=黒人的あるいはユーロジャズの伝統に則ったアプローチだといえる。すばらしいの一言。
彼は個人的な経験からいっても温厚で優しそうな人だが(以前のIdea 6の来日の際に少し話ができたので)、しかしそうした人格の発露は繊細なソロをさも適当に弾くそのプレイスタイルにはまったく見出されない。このアンビバレンスを、やっつけ仕事(であってマイナス要素である)と評するか、ナルシシズムの極北(で一種の美学である)と考えるかは人によるのだと思う。
ぼくは体温がこもっていないこの感じが、とても肌に合う。









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